当組合ではこれまで、加入者氏名に JIS 規格外の文字 (一部の旧字体など)が含まれる場合には、健康保険証等にその文字が表記されるよう、規格にない文字を個別に「外字」として作成し対応してまいりました。
しかしながら昨今、政府の方針によりオンライン資格確認の導入など電子化が推進されるに伴い、外字を使用した健保組合の登録情報が、公的機関の情報に合致せずエラーが発生する等、行政や医療機関等との情報連携を図るうえで、事務処理上の支障が発生しております。
そこで、行政等との円滑な情報連携を行えるよう、令和5年5月末日をもって「外字」の取扱いを終了させていただきます。
つきましては、令和5年6月1日以降に発行する健康保険証(カード)や、支給決定通知書、医療費のお知らせ等、健保組合が発行するすべての文書は、類似文字等に変換(置換)した表記とさせていただきますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
【変更内容】
氏名表記は、原則として JIS 第1水準、第2水準の文字を使用します。
資格取得届、被扶養者異動届の氏名に同水準に含まれない漢字がある場合には、類似文字に変換(置換)するものとし、類似文字が見つからない場合はカタカナ表記等とします。
※ただし、使用頻度が高くシステムで出力可能な漢字については、これまで通り使用します。
具体例 : 髙(高) 﨑(崎) 等
【注意事項】
氏名表記が変換(置換)漢字やカナ表記等になっても、健康保険証の効力を失うものではありません。また、既に発行している「健康保険証(カード)」「高齢者受給者証」「健康保険限度額適用認定証」は引き続き使用できますので、差し替えはいたしません。
【現在氏名に外字が含まれている被保険者の方へ】
現在、姓に外字が含まれる被保険者に、被扶養者の認定が発生した場合、健康保険証の被保険者名の表記が被保険者と被扶養者で異なることとなりますが、健康保険証のご利用にあたって問題はありません。